OKI'S DIARY 2012
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#325  2012年2月13日(月) 「2012 STARTING LIVE“復興の力”」無事終了!


土曜日、新宿LOFTに向かう道。いつもと風景が違う。「あれ!?うわっ!コマがない!」
唐突すぎて驚いた。歌舞伎町の真ん中から新宿コマ劇場が跡形も無く消えていた。
これも時代の流れ。だが随分寂しい光景。1988年大晦日の年越しライブは昭和の話。
1989年暮れのコマ劇場ワンマンは、母さんと今は亡き親父が観に来てくれたっけな。
東京でのライブを両親に観てもらえたのは後にも先にもあのコマ劇場一度きりだな。
今となっては良き思い出だが。あるべき場所に、あるべきものが無い、何か不自然な空。
そんな思いも抱きつつ、フェンスで囲まれたコマ劇場跡地の横を通り、LOFTに到着。


時はまさに今。2012年2月11日、新宿LOFT。ビーツ2012年一発目のライブ。
昼間の歌舞伎町で感じた感慨を忘れさせるほど、めちゃめちゃ熱い今が溢れ漲っていた。
ライブは最高級に熱い盛り上がりのうちに無事終了。サンキュー!本当にありがとう!
集まってくれたみんな、感謝してます。溢れる拳と笑顔と涙、しかと受け止めました。

震災から丁度11か月。大槌STANDING STANDING Tシャツに身を包んで臨んだこの日。
スタートは「LIKE A ROLLING STONE」。「BRAVE FIST」、「DEAR MY ROCK」、「DON’T BE COOL」。
ALL THE GREAT ROCK’N’ROLL」「HUMAN DOLL」。。。アンコールの「BEATS IS OUR LIFE」。
黒いテレキャスターを手にしてビーツを始めた1984年から始まったロック人生。
“どれだけ時代が過ぎてもロックンロールは止まらない”。
ROCK’N’’ROLL!BEATS IS OUR LIFE!鳴り止むことの無いロックンロール”。
ロックンロールには人の心を元気にさせる力がある。そのことをあらためて感じる。
ロックンロールはその場限りのものではない。魂を揺さぶり、揺るがない強さを刻み、
心の灯を絶やさず、共に志を同じく前に向かおうとする者達の絆を強める力がある。
それぞれがそれぞれの場所で己の人生を生きる中で、真に力の源として鳴り続けるもの。
それが俺の思う“鳴り止むことの無いロックンロール”ってものだ。
復興元年。一つ一つは小さくても、一人一人はちっぽけでも、信じた絆は強くて太い。
一人一人の揺るがぬ思いが繋がり、復興の力の一助と成ってゆく。未来を信じ今を刻む。

LOFTの夜。関東はもとより、全国いろんな街から集まってくれた人達ありがとう。
そして打ち上げ。今回も遥々岩手から大槌SDSDメンバー。西日本から遠征の仲間達。
ナオキック石川直生やBACKLASHマサキ、横浜いりかせなど東京や関東周りの仲間達。
SAのNAOKIやストラマーズの誠一郎。。。みんなサンキュー!楽しく美味い酒席でした。


このダイアリーがアップされる頃には、俺は急遽決まった大槌遠征に行っている。
早朝出発の強行日程だが、ツアー並みに動いている方が意外に体には良いらしい(笑)。
大槌から戻ったら、19日の日曜日は先月に続いての名古屋TINY7での弾き語り。
来週の土曜日25日にはこれも先月に続いての新宿Naked Loftでの弾き語りと続く。
そして3月からはビーツ2012年春のツアー「STRONG TIES TOUR 2012」が始まる。
STRONG TIES。その意は“強い結束”。ガンガン鳴らし、ガンガン歌い、伝えてゆこう。

まずは名古屋&新宿弾き語りライブで。またみんなに会えるのを楽しみにしてます!
信じ抜いた絆と拳。更に、より強く太く。鳴りやむことのないロックンロールを!
We hear CALL S.O.S from East Japan」「To save them,let’s send the mind」
POWER TO YOU! POWER TO JAPAN!」


追伸。2月に入っても更に「大槌STANDING STANDINGへの義援金」と名指しで募金を
寄せてくれる方が増えていてありがたいかぎりです。本当ありがとう。感謝してます!
今回のLOFTでも会場募金を寄せて下さった方々、本当にありがとうございました!
募金や寄付状況などまとめてまた報告します。今後とも皆さん宜しくお願い致します!




     

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