OKI'S DIARY 2008
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#223  2008年10月7日(火) 『裸心凛風』ツアー開始直前!


9月27日,28日の2日間、今年がラストイヤーとなる広島市民球場での公式戦最終戦を

観に行ってきた。小学3年生の時に初めて親父に連れて行ってもらって以来34年間も
慣れ親しんできた市民球場でのラストゲームだ。この目で見届けないわけにはいかない。
試合は2戦ともカープの快勝で、選手とファンが一体となった最終戦後のセレモニーも
感動的だった。小さい頃からの色んな思い出が浮かんで、涙無しではいられなかったよ。
来年からは新球場ということで、市民球場はいずれ取り壊され跡形もなくなってしまう。
本当に寂しくて残念なことだ。原爆ドームと電車道一本挟んだ真向かいのこの場所に
広島の戦後復興のシンボルであるカープと市民球場が存在してきたことに深い意義が
あったのに。とはいえこれも時代の流れ。広島駅の東側に建設中の新球場もこれから先、
様々な記憶や歴史を刻んでいってくれることだろう。時は移り、街も人も変わってゆく。
今年のカープは最後で力尽きてクライマックスシリーズ進出を逃してしまったけれど、
また来年新球場で新たに躍動する戦いを見せてくれることだろう。楽しみにしてるよ。
今は亡き父さんとの思い出も詰まった市民球場。ありがとう、さようなら市民球場。

ということでこの忙しいのに市民球場行ってたせいで、10月に入りさらに仕事漬け(笑)。
広島に行く前も、東京に戻ってからもとにかくいろんな宿題と格闘し続けていた。
実は今度のベスト盤『裸心凛風』にも新曲を一曲入れたくてね、密かに創ってたんだ。
ベスト盤とはいえども新たな一つの作品として発表するうえで、やはり現在性というか
NEXTに繋がる感というか、そういうものが見える方が良いという考えの人なので。
具体的には今回の『裸心凛風』のラストを飾るエンドロール的なアコースティックな曲。
この作品のエピローグでありつつ、次の作品へのちょっとしたプロローグ的な香りをも
ほのかに醸すような、大げさでないさらっと沁みる透明感のあるアコースティックな曲。
タイトルは「そして、新しい風が」という。先週末にレコーディングも無事終わって、
イメージどおりに仕上げることが出来たよ。今回の作品の意味合いがより深まると思う。
この新曲も含めて11月の『裸心凛風』リリースを楽しみに待ってて下さい。

今日は映画『クローズZERO 2』の撮影終了記念うちあげに出動。
明日は朝からビクタースタジオに篭って『裸心凛風』の最終マスタリング作業。
それが済んだら今週末からはいよいよ秋冬ツアーがスタートだ。まずは千葉と横浜だね。
また全国各地でそれぞれの夜をかみしめながら熱く熱く溢れてめいっぱいのライブを
やり遂げていこう。鳴り止むことのないロックンロール!風は止まず突き進むのみだ。



     

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