OKI'S DIARY 2008
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#222  2008年9月24日(水) 『裸心凛風』近況報告


前回の更新から3週間。9月に入って連日ほとんど全く休みなしのビーツ漬けの日々。

いよいよ動き出したデビュー20周年後半戦の様々なプランやプロジェクト。
連日のクリエイティブな作業や打ち合わせなどもありつつ、ビーツはまず9月1週目は
CROWS NIGHT HIROSHIMA」のイベントで広島まで遠征。大勢のお客さんが集まって
熱いライブだったのはもちろんのこと、盟友高橋ヒロシが実にうちの親父の葬式以来
13年ぶりに広島に来てくれたということで、うちのおふくろや地元の大切な友人達も
交えての賑やかな宴を催したり、忙しいけれども楽しくてとても有意義な遠征だった。
ゴキゲンな福山勢の面々やたくさんの熱い関係者たちとも良い時間が持てたしね。

その後、東京に戻っての9月2週目は、ひたすらどっぷりガッツリとクリエイティブな
詩作の世界に没頭。仕上げ段階に入り、スイッチ入ったOKIさんは周りの誰をも何をも
寄せ付けず(笑)唯ひたすらイメージの海を泳ぐ日々。見事荒海を泳ぎきり生まれた作品
を携えて、9月3週目となる先週、映画『クローズZERO 2』の大阪ロケに行ってきた。
公開されるのが来年なので、皆さんに観て聴いてもらえるのはまだまだずいぶんと先の
事になるが、前作同様ビーツは2曲を撮影してきた。参加されたエキストラの皆さんも
ガッツリ熱くて、ハード且つリアルな汗の飛び交う濃密な撮影だったよ。それに加えて
俺は今回もこの映画のナレーションを担当しており、作品世界的に非常に重要な意味を
持つことになるだろうなぁと思われる言霊の収録もしてきた。収録は三池崇史監督との
マンツーマンでの作業で(いや勿論正確には大勢のスタッフに囲まれてはいるけども)、
実になんというか凛と張り詰めた緊張感の中での集中した気持ちいい仕事ができた。

それにしてもやはり思うのは、大切な人たちに望まれ期待され、格闘して結果を出して
喜ばれ、自分達も少しでも作品創りに貢献できてるのだと実感できた時の嬉しさだ。
すべては来年公開のことだが、クローズZEROシリーズの尋常でないクオリティの高さ、
プロフェッショナリティの凄さは既に前作で証明済みのこと。このZERO 2も更にその
上を行く作品になるのだろう。とにかく来年の公開を共に楽しみに待っておきましょう。

そんな忙しさの中だが、もちろん並行して『裸心凛風』の準備作業も着々と進めている。
皆さんから寄せられる多くの熱い声や思いを目に耳にするたびに、あらためて“ああ、
本当に様々な曲達がそれぞれいろんな人達に愛されてるのだなあ”とありがたく思う。
まさに人の数だけの痛みや歓び、人の数だけそれぞれのフェイバリットソングがあるね。
うんと頑張って良い作品に仕上げるよ。あと3週間でツアーも始まるし、さらに来年の
新作に向けての創作スイッチも既にGO!な状態に在る。楽しみ多く、突き進む日々だ。



     

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