OKI'S DIARY 2004
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#107 2004年7月16日(金) 「BEATSMANIA」リハ進行中

久々の更新。ビーツマニアまでもうあと2週間か。早いな。祭りの余韻か酷暑のせいかあっという間に時が経つ。ここ3週間ほどの近況としてはビーツマニアに向けたリハーサルをやりつつ、なにげにライブ音源や映像のチェックを進めてたりだとか、秋冬辺りのライブスケジュールの調整を進めてたりだとか…、まあ仕事したり遊んだり飲んだり仕事したり飲んだり(笑)という感じでそれなりにそこそこ忙しい日々を送っている。連日の猛烈な暑さと冷房の二段攻撃はけっこう体に堪えるがまあそれにも負けずそこそこ元気に過ごしている、といったところだ。今年のビーツマニアは2DAYS初日が「ROCK’N’ROLL NIGHT」、2日目が「BALLAD & MORE NIGHT」と銘打ったとおりそれぞれが全くもって別モノのライブになるので、ピックアップした曲もかなりの数がある。リハーサルでそれらの曲をガンガン音合わせしてあらかた目星もついてきたので、これから残り2週間で徐々に絞り込み、内容を煮詰めて仕上げていくという感じ。いずれにしてもそれぞれ‘ロックンロールの夜’‘バラッドの夜’と呼ぶに相応しい、それぞれの色が色濃く出るマニアらしいライブになると思うのでご期待あれ。

さて、明日もリハーサル。明日はそのあと横浜まで足を延ばし、とある日本料理屋に食事に行く。美味い肴を食わせると評判のその店は、若いながらも‘街の巨匠’とTBSの番組で紹介されるほど腕を磨いた大将がやっている店で、その大将が十代の頃から生粋のビーツファンだという事で以前ご本人からとても真摯なメールを頂き、さらにたまたま俺の古くからの友人が偶然にもその店の常連だったという縁があり、じゃあそのうちいつかお邪魔するよということで、それが明日というわけだ。ちなみにその古くからの友人というのは大橋秀行といってボクシングで昔ミニマム級(当時はストロー級)の世界チャンピオンだった男。14,5年の付き合いになる。年齢は俺のひとつ上。引退後はTVの解説や10年前から横浜で大橋ジムの会長として若いボクサーを育てている。先月、その大橋ジムの川嶋勝重君というボクサーがあの徳山昌守選手を1ラウンドKOで破ってWBC世界スーパーフライ級のベルトを獲った。川嶋君の試合はここ4,5年いつも大橋さんの招待で観させてもらっていて、もちろんこの日も俺はリングサイドで応援していたのだが、まさにこれぞKO劇!という素晴らしく劇的な勝利だった。大橋ジムにとっては初の世界チャンピオン誕生という、今までの苦労が報われためでたい出来事だったのでその祝いも兼ねて祝杯でもあげようという内輪の飲み会でもある。世間は狭いというか、縁は異なものというか、いずれにせよ仲間と楽しく飲んで語って美味い肴食って、みんなで楽しい思いを分かち合えばまたさらに明日への活力も湧いてくるというもの。ファイティングポーズあるのみだね。

     

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