OKI'S DIARY 2018
このペ−ジはOKI自らが綴るコ−ナ−です。内容は随時更新されます。OKIが発信する生のメッセ−ジを感じて下さい。
感想や反響はファンメ−ルにてお願いします。

★★★★★★★
#553  2018317()
『ワイルドサイドの友へ』からのアルバム3部作。

ちょうど3週間後の4.7()から開幕する「デビュー30周年ヒストリーTOUR」。
セットリスト総入れ替えで挑む開幕戦2DAYS千葉横浜に続いて楽しみなのが
翌週4.15()仙台で開催する「MUTA 50th BIRTHDAY LIVE」だ。
まさかの牟田君1曲歌ってみるか!?という案はあっさり却下されたが()
このバースデーライブの特別なワンナイト感を醸すのに最適なのはやはり
牟田君が最初にビーツに在籍したあの時代――1993年秋〜1997年にかけての
いわゆる「『ワイルドサイドの友へ』からのアルバム3部作」の時代の
楽曲たちにスポットライトを当ててフューチャーしてあげることだろう。

それはビーツのヒストリー上でも、俺自身の思い入れとしても大きい時代
でもあり、当時の思い出を強烈な印象として挙げてくれたファンの人達の
多さを見ても、ヒストリーライブとしてとても意義深い一夜になると思う。
牟田君が25歳だった時1993年秋に初めてビーツに参加して最初に演奏した
曲は何だったか?とか、その翌年1994年春のツアーを経て、その年の秋に
初めてビーツでレコーディングした曲は何だったか?とか、俺はもちろん
全部鮮明に覚えているからね。――正解はライブの中で教えてあげよう()
そんな時代の曲達を大量にフューチャーしてこの日のメニューを組んでいる。

「『ワイルドサイドの友へ』からのアルバム3部作」という濃厚なあの時代。
ドラマー牟田君とベーシストウエケンこと上田健司というリズム隊を迎えて
制作した1995年のアルバム『SPIRITUAL LIFE』。続いてベースにエンリケが
参加して牟田君とのリズム隊で制作した1996年のアルバム『LOVE,LIFE,ALIVE』。
そしてこの3部作の時代の集大成であり、ビーツの遥かその後の今にも至る
未来を切り開くためのとても重要な意味を持つ曲になった「十代の衝動」。
そんな凄く大切なビーツの核となる歌を書き上げることができた『BEST MINDS』。
更には1997年の『LIVE!BEATS-ISM』までのね。「I WANNA CHANGE」に始まり
「街の灯」「GOD BLESS YOU」「いのちの音」「旅人の歌」「Sing a song」等を
経て「十代の衝動」「TWO BLACK GUITARS」に辿り着くという濃密なこの5年間。
新たな地平に挑戦し続けたSEIZIのギターはそれまでより格段に説得力を増し、
20代後半〜30代になる頃のOKIの、ざらついた詩の世界観、刹那を醸す質感、
楽曲の幅や柔軟さ、音楽性の自由度、そういう挑戦を続けたあの頃のビーツ。

あの時代のビーツの濃厚な世界観というものを、50歳という年齢を迎える今
なお一段と様々な物事を柔軟に吸収し進化を続け自己の人間力を日々高め
磨き上げ続けている今の牟田君と、今年でビーツ加入17年目になるという
もはやビーツの歴史の半分を支えてくれているリスペクタブルなキャリアを
積んできた今の山根というリズム隊でプレイすれば、間違いなくまた一層の
濃密さやバンドとしての説得力を格段に増して強く表現できると思うしね。
祝いの祭りなのは勿論、そういう面でもこの牟田君50歳バースデーライブは
また一つ大きな意義を見出せる特別なライブになると思う。楽しみにしてて!

☆Instagram:https://www.instagram.com/thestreetbeats_official/
Facebookhttps://www.facebook.com/thestreetbeats/
Twitterhttps://twitter.com/thestreetbeats
☆YouTube:https://youtu.be/lO3auXd8iHs

メールで返信
OKI'S DIARY #552
TOPへ