OKI'S DIARY 2019
このペ−ジはOKI自らが綴るコ−ナ−です。内容は随時更新されます。OKIが発信する生のメッセ−ジを感じて下さい。
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#608  2019211()
長い時間の経過を共有できることのありがたさ

一昨日の土曜日は雑誌「ボロックス」の取材。『旅人の詩』について語る。
1時間程のインタビュー終了後、カメラマンの菊っちゃん(菊池茂夫)と呑む。
雪が心配だったが都内はほとんど降らず、気付けば5時間くらい?()
大いに呑んで喋ってリラックスタイム。楽しい酒宴を過ごさせてもらった。

先日22日の新宿LOFTライブももちろん撮影してもらったのだが、
菊っちゃんがビーツのライブ周りの写真撮影をしてくれるようになってから
今年でまるっと30年が経過した。菊っちゃんによると、ビーツを初めて
撮影したのは「平成元年(1989)725日の渋谷公会堂ワンマン」とのこと。
雑誌のライブ取材での撮影だったとのことで、その時の記事が一番下の画像。
保管してくれてた記事が偶々出てきたんだそうで、画像を送ってくれた。
撮る側も撮られる側も若さと蒼さの塊。活字さえも時代の面影がくっきり残る。

この記事、よく見るとその日の渋公ライブのセットリストも載ってて尚更レア。
今となっては貴重な資料のレベル()。こないだのLOFTで再現ライブをやった
「平成元年121日の日清パワーステーション」からちょうど半年後の渋公。
パワステのリストから数曲が入れ替えられ、半年分先に進んだ形になっている。
曲数と曲ヅラから察するに最後の2曲は明らかにおまけのアンコールだな()
当時2ndアルバム『VOICE』発売直後ということで、『VOICE』の収録曲は基本
全曲演奏してるね。例外はエンディングSE用に書いた「吟遊詩人のように」で、
これはライブのエピローグ用、エンディングSEに使うのを想定して作った曲。
なのでライブでは演奏しない曲。現在に至るまで、マニアでも超極々稀にしか
演奏したことがない。『ワンダフルライフ』収録の音源はそれほどレアな逸品だ。

エンディングSE専用という役割を引き継いだ二代目が、現在も使う「旅人の詩」。
こちらは1995年春から今もずっとビーツのライブのエピローグを彩り続ける。
去年の『MEMORIAL LIVE』のエンディング映像でもグッとくるものがあったね。
ライブ終演時にエンディングSEとして流し、また次の旅に繋げてゆく大切な曲。
だから今回のバラードセレクションの締めも必然的に「旅人の詩」が相応しい。
歌を届ける旅。ビーツの音楽人生を俯瞰で表せば自然このワードに集約される。
「その扉閉じなければ会いに行けるさ」――常に、終わらない長い旅の途中だ。

それにしても菊っちゃんにせよ、こないだのライブに来てくれた高橋ヒロシや
やべちゃんなんかにせよ、2030年という長い時の経過を共有してきた仲間や
友達が居るのって本当嬉しくてありがたいことだなぁ、、、とつくづく思う。
ムタ君を俺に紹介してくれたのも26年前の菊っちゃんだし、ご縁の賜物だね。
何より全ては長年聴いてくれるファンの方々の応援あってこそ成立している事。
折に触れつくづく思う。長い時間の経過を共有できるありがたさ。感謝です!

どうやら今週はまた東京も冬に逆戻りみたいな寒い一週間になるようだけど、
全国各地みんなも体調など気を付けて。春に向けてパワー溜めていきましょう!

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