OKI'S DIARY 2012
このペ−ジはOKI自らが綴るコ−ナ−です。内容は随時更新されます。OKIが発信する生のメッセ−ジを感じて下さい。
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#330  2012年5月31日(木)  春のツアー終盤戦へ!


4月にも増してあっという間に5月が終了。ほとんど動きっぱなしの感覚。
もはやダイアリーではなく完全にマンスリーじゃんと言われても返す言葉もない(笑)。
Muta Diaryのマメな更新っぷりにつくづく感服。あんなに日々忙しいのに凄い!
今月も各地ライブに集まってくれた皆、共に熱い時間を過ごしたみんなに感謝です!


GW明けの東北遠征。仙台には郡山のDIABOLICチームやSCRAPのNOBU達も来てくれて、
ローディーミツルの地元南三陸軍団や仙台のSTINK GASPERS、MAD MAGAZINEチームとも
イイ感じの交流の場を持てて良かったな。それぞれの繋がりが深まるのは凄く嬉しい事。
仙台のライブはいつもグッとくる熱さがあり、尚且つアンコールの呼び方が上手い(笑)。
今回も東北BEATNIKS達の熱気に乗せられ、完全燃焼のライブをさせてもらったよ。

そして盛岡CLUB CHANGE!とても文字では書き表せない、尋常ならざる熱さ(笑)。
いかに21年ぶりとはいえあのハンパないぎゅうぎゅう感と熱気。ホント凄かった。
久々に酸欠というのを味わった。子供(大槌のレオ)は鼻血ツル〜ッと出してるし(笑)。
思い、パワー、様々なポジティブな熱があの狭い空間に凝縮された素晴らしい夜だった。
盛岡ロッカーズ、宮古ワカシの会、金ヶ崎チーム、いろんな町からも。感謝してます。
打ち上げでは大槌SDSDの面々がサプライズで山根の誕生日祝い。本当にありがとう。

盛岡ライブ翌日、Prisoner11のコウタ達の案内でメンバー・スタッフと共に大槌へ。
去年の5月14日に初めて大槌を訪ねてから毎月通うようになり、この日で丁度一年。
初めてこの町をこの目で見た時の衝撃。この町に生きるみんなの心の強さや優しさ。
彼らが本気で復興に賭ける思い。この一年で感じてきたいろんなものが胸を駆け巡った。

復興食堂に立ち寄ったらちょうどアニこと田中正道君のお母さんが働いておられた。
言うまでも無く大変な経験をされているが、その笑顔はどこまでも明るく強く優しい。
付き合いのある大槌の人みんな、生きるか死ぬかギリギリの凄まじい状況を生き抜き、
その後の苦労を愚痴や泣言でなく溢れんばかりの笑顔とパワーで前に進んでおられる。
尊敬の念と親愛の気持ち。心底からすげーなぁーっていつも胸を打たれる。

その後メンバー達を、城山、役場付近、小枕、安渡、赤浜と案内し、最後にマストへ。
6月30日に行われる「おおつちありがとうロックフェスティバル」のメイン会場だ。
マストには今年の3月から「おおつち災害FM」が開局していて俺も2度ほど出演。
6月からは大槌SDSDがレギュラー出演する番組もスタートするとのこと。
フェスまであと1か月。SDSDの皆は今日も準備に追われて奮闘していることだろう。
どんなロックンロールが鳴り響くだろう。どんな素敵な花火が空を彩るだろう。
子供達、大人達、みんなが未来に思いを馳せ、笑顔溢れる素敵な一日になりますように。

☆大槌STANDING STANDING「facebook」ページ
http://ja-jp.facebook.com/pages/%E5%A4%A7%E6%A7%8C-STANDING-STANDING/206491949419346
☆「おおつちありがとうロックフェスティバル」公式blog
http://arifes.blog.fc2.com/blog-entry-1.html
☆「おおつちありがとうロックフェスティバル」公式HP
http://www.arifes.jp/index.html


その翌週からは姫路、京都、札幌、埼玉と、まさに東奔西走、西へ東へと大移動。
旅の各地、待っててくれるみんなの熱く温かい笑顔と歓声、拳の熱さに感謝です。

姫路はさすが関西の穴場ってだけあってBeta独特のあのぎゅうぎゅう感が心地よく、
京都はMUSEの高い天井と素晴らしい空調設備(本当に助かる!笑)、照明も良くて、
オープンで開放的な気持ち良いライブがいつもやらせてもらえる。
今回俺は遠征明け直後にJRAのナレーション録りがあったので姫路と京都の夜は
珍しく打ち上げ参加を自粛して喉休め。それでも安田記念のやつは結構かすれ気味。
フルライブ2連戦でその都度体力気力使い切るからなぁ。真っ白な灰ってやつだ(笑)。

そして先週。2年ぶりの札幌ライブ。KLUB COUNTER ACTIONは初めてのハコだったけど、
いや〜熱かったね札幌!お客さんと間近でガッツリ向き合えるすげー良いハコだった。
熱の質というか気迫というか、お客さんとガツンと一体になれた感のある夜だった。
客席の真ん中を通ってステージに行くプロレス式入場も新鮮だったし(笑)。
ライブ終了後、汗まみれの中みんなと交わすハイタッチも新鮮で気持ちよかった。

札幌ライブにはボクシング元日本ライトフライ級王者の畠山昌人が観に来てくれた。
そしてその翌日の埼玉ライブには元パンクラスの山田学が久々に観に来てくれた。
昌人は初めてビーツのライブに来たのが1994年、小学6年生だったという強者。
北海道のジム初の日本チャンプで、現役の時は何度も後楽園ホールに応援に行った。
現役時代も引退後の今もいつも札幌ライブに来ては拳を突き上げてくれる最高な男だ。
山田学は総合格闘技の草分け的存在のシューティング出身で、パンクラス移籍後は
“山田親分”と呼ばれ人気を博した格闘家。もう20年以上の付き合いになる。
パンクラス時代、ビーツの「ONE NIGHT STAND」が入場曲だった山田は、現役引退後の
現在は都内で整体院を営みながらトライアスロンの選手としても活動している。
7月1日「第18回みやぎ国際トライアスロン仙台ベイ七ヶ浜大会」に出場するそうだ。
七ヶ浜も津波で酷くやられた地域。山田は「元気な姿を届けたい」と張り切っていたよ。


さぁ!そしてあっという間に6月。ビーツ春のツアーもいよいよ佳境に入る。
今週末は名古屋、大阪遠征。そして広島、ツアーファイナル新宿LOFTへと続く旅。
実にいろんな人達の思いや、叱咤激励、応援に支えられていることにあらためて感謝!
俺達の信じるロックンロールを全身全霊めいっぱい思いを込めて届け続けるよ。
鳴りやむことのないロックンロールを!何処かの街で会いましょう!
We hear CALL S.O.S from East Japan」「To save them,let’s send the mind」
POWER TO YOU! POWER TO JAPAN!」


追伸。5月のツアー会場でも皆さんからの震災義援金をお預かりしました。
後日まとめて3月〜5月分寄付&報告させてもらいます!みんなの思いに感謝します!




     

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