OKI'S DIARY 2012
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#327  2012年3月15日(木)  今週末から春のツアースタート!


昨夜は嫌な感じの地震が3回もあったな。北の方では津波注意報も出て大槌は全町避難。
事無きを得てよかったが、9時過ぎには千葉沖でもまた地震があって東京も結構揺れた。
あの緊急地震速報の独特な音は大の大人でもドキッとして嫌な感じがするってのに、
まして津波被災地の町中にまたあの警報のサイレンが鳴り響いたのかと思ったら、
現地のみんなの胸中を思えば、なんとも怒りというか切なさというか、胸が苦しくなる。
ちきしょうめ。今すぐ飛んでって皆や子供達を抱きしめてやりたい衝動に駆られるよ。


震災から一年を迎えた3月11日。その前後も含めて連日、被災地のいろんな町から
メールや電話でBEATNIKS達からの声がたくさん届いた。みんな、もの凄く頑張ってる。
身内を亡くした人、家を流された人、、、悲しみを乗り越えようとみんな頑張っている。
震災から4日後に生まれたあの福島の赤ちゃんも無事に今日1歳の誕生日を迎えた。

俺が彼らにできることは、少しでも元気づけ、心を奮い立たせる手助けをすることだ。
そして全国のいろんな街で同じように誰かの力になりたいと思っているBEATNIKS達に
俺が伝えられるかぎりのことを伝え、被災地への支援を呼び掛けていくことだ。

幸いにも俺の周りには同じような気持ちで共感できて、行動してる人達が何人もいる。
実際に大槌や南三陸町や気仙沼など縁ある人々が暮らす町を案内して廻った人達は皆、
自分の目でその想像を遥かに超える惨状を目の当たりにすることで思いを強くした。
そしてその惨状の中で実際にめちゃくちゃ頑張って毎日を生きている現地のみんなと
触れ合って、本当にその人達の為に少しでも力になりたいという意を強くしてくれた。
継続は力なり。これから途轍もなく膨大な時間がかかる復興への道程。子供達の未来。
自分達にできるかぎりね。一人一人にできることはまだまだいくらでもあるから。


ツアーの合間をぬって月末にまた東北に行ってくる。「子供達のための春のお楽しみ会」。
12月にやったクリスマス会の春バージョン的な会。季節ごとに続けられたらいいなと。
今回はナオキック達小岩軍団や福島泉崎村の勉強兄弟達も一緒に遠征する予定。
まだまだ現地は寒さ厳しいとのことだけど、一日も早く東北にも春が訪れてほしいね。


3月の1週目に大槌STANDING STANDINGのメンバーが相次いで東京に来た。
テレビ出演や、現地に関東の高校生を招待するツアーの打ち合わせやフェスのために。
キミオ、アニ、マモチャン、ゲンちゃん、そしてツトム。みんな凄く頑張って動いてる。
そしていよいよ大槌ロックフェス開催の声明が発表された。1月にキミオが書いた声明。
何の飾りっ気も混じりっ気もない本当の気持ちが綴られた、真っ直ぐな魂の叫びだ。
ロックンロールを愛する者には必ず伝わるはず。ぜひ読んでほしい。感じてほしい。
http://www.oraga-otsuchi.jp/ari_fes/index.html


さぁ!そして一足早くビーツのロックンロールの旅の季節が今年も始まる。
待ちに待った旅のスタートだ。ここ数日の東京の春を思わせる陽気が更に心を躍らせる。
ビーツ2012年春のツアー「STRONG TIES TOUR 2012」!ツアー用に準備した曲数が凄い。
愛すべきいろんな曲達をいろんな街でガンガンやり倒して、最高の時を重ねていこう。
そして一本一本、全身全霊めいっぱい魂込めて!最高の笑顔とパワーを分かち合おう。

この3月でベースの山根がビーツに加入して丸10年。感謝と祝いの宴もてんこ盛りだ。
まずは初日土曜日熊谷!日曜日千葉!月曜移動で20日の祝日はいきなり早くも広島!
STRONG TIES。“強い結束”。ガッツンガッツンいくから、楽しみに待っててください。
鳴りやむことのないロックンロールを!この春も!何処かの街で会いましょう!
We hear CALL S.O.S from East Japan」「To save them,let’s send the mind」
POWER TO YOU! POWER TO JAPAN!」




     

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