OKI'S DIARY 2005
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#137 2005年10月25日(火)  「BRIGHTEST FIST TOUR」展開中

   2005年の秋冬ツアーがスタートした。横浜、長野、豊橋、仙台とここまで序盤戦4本を終え、それぞれに手応えビシビシ、熱さ全開で完全に燃焼できたライブが続いている。季節柄、肌寒い日や雨降りに当たる日が続いたが、何よりもライブに集まってくれる人達に感謝。二十年近く毎年ツアーを廻っているが、やはり感じるのは、いろんな街でビーツを待っている人達がちゃんといてくれることのありがたさだ。ツアーの度に見に来てくれる人、久しぶりに見に来てくれた人、最近ビーツにはまってライブに来てくれるようになった人、今夜初めてビーツのライブを体験する人・・・。見ず知らずのいろんな人がいろんな街で、それぞれの背景や思いを抱きながらライブに集まってくれる。俺達は限界を超えるまで全力を尽くし、声の限りに歌い、魂の入った音を鳴らし、ビートを刻みつける。バンドとオーディエンスが互いに共鳴して、熱を放ち、ぶつかり合う。ビーツのライブは単なるロック・ショウではなく、ロックンロール・ドキュメントと言った方がしっくりくる。生身の人間同士が、生きている証を実感しあう場所だ。ロックンロールはまさにマジック。まさにロマンは全て現実の中に、リアルな手触りの中にこそあるのだとつくづく感じる。


   いつも気持ちよく熱く盛り上がりまくる仙台から昨日東京へ戻り、今週後半からは西への旅。神戸、小倉、博多を廻り、帰りに浜松でやって東京に戻ってくる、一週間ちょっとの行程だ。旅の途中で月が変わり11月の声を聴く。深まる秋にやけにしっくりくるウォームな古いロッカバラッドが最近すごくイイ感じだ。特にオールドファンはニヤリとしたことだろう。
   さあ、またいろんな曲を用意して、旅支度に取り掛かるとしよう。皮ジャン、スカジャン、お気に入りのブルゾンもまとめて連れて行ってやろう。ハイウェイを渡る風に吹かれて、おまえの待つ街まで会いに行こう。



     

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