OKI'S DIARY 2004
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#111 2004年9月30日(木) 「BEATS IS OUR LIFE」 実りの秋へ

前回のダイアリーを書いてから丸1ヶ月か。いやー、9月はほんとに瞬く間に過ぎてしまった。9月上旬から中旬はDVDとライブ盤CDのジャケット周りやフライヤー等のデザイン関係の打ち合わせや詰めの作業に追われ、それを完結させながら並行してライブ用のリハーサルに入り、中旬18日から24日までは福岡・大阪のライブのために地方に滞在。その間、空いている時間は主に曲作りに費やす。特に東京に戻ってからここ1週間はほぼ毎日午後から夜10時頃までリハーサルスタジオにこもりきりという日々。クラブチッタでのGET TOUGHを挟み、このペースがもうしばらくは続きそうだ。しかし皆さんにはまずはいよいよお待ちかねのアニバーサリーライブDVDとライブ盤『BEATS IS OUR LIFE』をもうすぐ届ける事ができる。完成品がもうすぐこちらの手元に届くのだ。明日から通販の受付も開始だな。お待たせしました!ツアーと共にまた皆さんと楽しみを共有する事ができる。早く観て聴いてめいっぱい楽しんで欲しい。ものすごい濃密で良い作品になったから。ほんと楽しみにしてて欲しい。


さて、スタジオにこもりきりというのは、ツアー用のリハーサルもなのだが、それより今は生まれ出るのを待っている曲の断片を少しずつ形にしたり、アレンジや構成を考えたりすることに多くの時間を割いている。それというのも来春に新作アルバムをリリースする事が決まったからだ。こちらも大変長らくお待たせしました。ビーツが今のメンツになって2年半、たくさんのフルライブやツアーを重ねバンドの音を鍛えてきて、過去にないくらいの強靭さを増してきた。その間、形にした曲の数はごく少ないが「SPIRIT OF COMBAT」や「つながった空の下」、ビーツの新たなエポックのひとつになるに違いない「拳を握って立つ男」、そして勢いに乗ってこの夏に生まれたばかりの「LIFE IS A CARNIVAL」と来て、いよいよ次に進むべき新作へのビジョンというか道筋がおぼろげながらも見えてきた。そしてなんと言ってもアニバーサリーイヤーの今年、『REBEL SONGS』のリリースやアニバーサリーツアー、今回のライブDVDとライブ盤の制作をとおして、あらためてひしひしと実感させてもらっているファンの皆さんからの思いや期待感も追い風になり、“満を持して”というか、いよいよ“機は熟した”と見ている。強力な曲を具体的な形にしていける気配がある。10月下旬からは秋のツアーも本格化するが、それと並行して曲作りやアレンジを進め、ツアーで得られるパワーももちろん糧にしながら、ツアーの合間をみて11月の中旬頃からレコーディングをスタートする予定でいる。作品を山に例えれば今はまだ登山口に立ったばかりというところだが、確実に頂上を目指してじっくり一歩一歩登って行ける手応えを感じている。


そして、こちらが創作に格闘している間も、皆さんにはツアーと共に存分にアニバーサリーDVDとライブ盤・・その名も唯一無二!の『BEATS IS OUR LIFE』を楽しんでいてもらう事ができる。半端でない思い入れを持って、そして心からの感謝を込めて作った作品だ。皆さんにパワーをもらい背中を押され、ビーツがいかに濃密かつ充実したLIVEを・・今を生きているか、という姿をこれでもかというくらいのフルボリュームでパッケージする事ができた。CDは79分ぎりぎりまで詰め込み、DVDに至っては要望の多かった大昔のレアフィルムの数々も含めて1時間52分という超ボリュームだ。レアフィルムは傷だらけだがとても素敵な仕上がりだ。本編のライブはカメラ7台にもよる非常にクオリティーの高い仕上がりになっている。特別なアニバーサリー作品だからこそ、そして充実した今があるからこそ、大昔の映像やバンド結成当初に作った曲なども発表し詰め込む事ができたのだ。再び歌える日が来ようとは思ってもなかった「STREET BEAT」や、節目のライブだからこそ歌えたフルバージョンの「LIFE GOES ON」などは特に格別の思いがある。春にリリースした記念盤『REBEL SONGS』と共に、バンドとお客さんが互いに思い入れを持って共有できる真の意味でのアニバーサリーアイテムに相応しい大切な作品になったと自負している。心ゆくまでたっぷり楽しんで欲しい。そして、この『BEATS IS OUR LIFE』という唯一無二の思いを掲げて臨む秋のツアー。言うまでもなくライブはビーツにとって全てのパワーの源。今の全てを賭け全力で臨み、ぶつかり、それによってまたパワーが生まれ、先のNEXTへ進む事ができる。常に今を懸命に生きる事でしか明日を拓く事はできないのだ。もしかしたらツアーのどこかの街でひょっこり“今日ちょっと本番で新曲鳴らしてみるか”なんて事もあるかも知れない。今年の頭からずっと言っているように、今年は楽しみ多き年。そして楽しみはこの秋から来年にかけてもまだまださらに続くのだ。ノンストップ且つパワーアップしながら。お互い、さらにめいっぱい楽しんでいこう!


     

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