OKI'S DIARY 2002
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#652002年9月16日(月)

今日の東京はおだやかな雨が降り続く静かな一日だった。このところすっかり涼しくなり、一日ごとに秋の気配が濃くなってゆく感じだ。今週末にはこの秋の一本目となる横浜でのライブを控え、準備は万端、早くステージに立ちたくてウズウズしている、といったところだ。
ライブ盤『こんな時代の真ん中で』は今年の春のツアーファイナル(6.16新宿LOFT)を録音したもので、以前にも記したように自分やビーツにとって実に意義深いものとして刻まれることになった 「こんな時代の真ん中で」 や 「存在」 を核として、それに触発され大いに”今の空気”をはらむ事になった 「十代の衝動」や 「約束できない」なども収録した、まさに2002年のビーツの空気感をリアルにパッケージした音源だ。「こんな時代の真ん中で」という歌は歌詞の問題でメジャー盤には収録できないし、ライブ盤というのはあまり時が経ち過ぎてから聴かれても意味が薄れると思っているので限定盤くらいがちょうどいい。 長くビーツを聴き続けてくれているファンの人達には今の空気をあらためて確認してもらえたらいいし、遠隔地でなかなか生でビーツを体験できない人達には少しでも今のライブの空気が伝えられたらいいな、と思っている。(そのへんについては、ファンクラブBEATBOXの会報(Vol.58)やフリーペーパー『J.A.M』のインタビューでかなり詳しく語っているので、興味のある方は一読されてみればよろしいかと思う)
さて、そんなわけでいよいよ秋冬のライブシーズンがスタートするのだが、ライブ盤の他にも皆さんに是非楽しみにしておいてもらいたいものがひとつある。それは新作のオリジナルTシャツなのだけど、今回に限っては原案コンセプトの提示からデザインの細部に至るまでかなりの部分に強力に口出ししたので(笑)、実に自分好みのモノに仕上がっているのだ。凄くかっこいいと思うので是非ライブ会場で確認してみて下さいな。以前からリクエストの多かった新作タオルも作ったので併せてお楽しみに!それにしてもモノを創る事って、やっぱ楽しいね。

■フリーペーパー『J.A.M』Vol.26(9月21日発行)にインタビュー記事とカラー広告が掲載されます。全国の主要CDショップやライブハウス店頭等にて無料配布。
http://www.dgcr.com/jam/



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