OKI'S DIARY 2001
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#472001年9月20日(木)

レコ−ディングにライブシリ−ズにと楽しくも嵐のようだった夏が終わり、そろそろ秋の気配が濃くなってきた今日この頃。 6、7、8月とほぼ真っ黒に塗りつぶされていた俺のスケジュ−ル帳も、9月になれば少しは空き日が増えるかと思っていたが、あれやこれやと宿題に追いたてられなかなかそうもいかずじまい。まったく雑用係も楽じゃないぜ。で、そんなこんなの日々を過ごしているとやっぱりこう思うわけだ。「あ−早くライブやりてェ−」「あ−早くツア−に出てェ−」って。結局のところやっぱりライブが最高だ。自分のパワ−を正しく最大限に発揮できる。 おお、うれしい事に、なんだ、もう秋のツア−スタ−トするんじゃないか。やった−!バンザ−イ! ライブの事を考えれば気力もみなぎってくるというもの。まずは東北シリ−ズか。久しぶりの街もあるし、山形みたいに初めての街もある。さらに今回の東北シリ−ズに限ってはビ−ツとスタ−クラブがいっぺんに観れるというオマケ付だもんな。これはそうそうない機会よ。東北は地酒もうまいしそっちも楽しみだ。

と、いうわけでいち早く全国ツア−がスタ−トするわけだが、ニュ−アルバムの方もリリ−ス日(10/24)まであとひと月ほどとなった。もうそろそろ公表してもいいだろう。タイトルは『RED HOT BLOOD』。赤く熱い血。読んで字のごとし。俺の伝えたいニュアンスとしては ”表面はざらざらとク−ルでその奥にはひりひりするような赤くて熱い血が流れている”といった感じ。ひたすらがむしゃらに熱血してるような類のものとはちょいと違う。いや随分ちがう。 暑苦しいのは苦手なんだ。今この時代に毎日を生きて感じる事−なんてうすっぺらな感性がまかり通る事か、まるで人の血がかよっているとは到底思えないような事件の繰り返し、 欠落してるものが多すぎるんじゃないか、物事を感じる力が弱すぎる人間が増えすぎてるんじゃないか... とかそんな様々な思いがあり、そういったものが詩になっていく。そこに自分の信条や生き方の類は自ずと見えてくるものだ。 音はやっぱりざらざらとしてざっくりとした質感がいい。小手先の小ざかしいギミックは必要としない。リアルな音がいい。まあ、そんなところだ。発売までまだ日にちがあるのでこのくらいにしておこうか。とりあえず前作の『魂が求めるもの』からちょうど一年。もうすぐ新しい歌が世に出て産ぶ声を上げるわけだ。そしてまたライブで繰り返し歌い、聴かれる事でそれぞれの歌が魂を吹き込まれていく。なんとも素敵な事じゃないか。


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