OKI'S DIARY 2001
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#452001年7月31日(火)

夏のライブシリ−ズがいよいよスタ−トした。待ちわびた時到来という感じだ。それにしても我々はライブが心から好きなのだな
とまた改めて実感している次第。やっぱりライブは最高だ。渋谷のイベントもおもしろかったし、『吟遊詩人のように〜Vol.1』はまったくもって素晴らしすぎる夜になった。古くからの友ウエケンこと上田ケンジも「(次に)つながっていく良いライブやってるよね−」と言ってくれたのだけれど、俺もまさに同感だった。予定調和なんてものとは無縁の、何が出てくるかわからない自由な歌の世界。自分が思い描いたイメ−ジが予想以上にいい具合に形になるのはとてもうれしい事だ。自分で動いた甲斐もある。出演者、関係者、お客さんに感謝。またいつかこういうのやろう。
7月はほとんど休みなく、ライブのほんの数日前までレコ−ディングをハ−ドめに展開していたのだけれども、それでも声は出る出る、カラダは動く、気分は乗る乗るといった具合で、やっぱり人間てココロがカラダを動かすものなのだとこれまた実感。俺はライブもレコ−ディングも、つまり歌うこと、創ること、音楽をやっている事そのものが好きなので
、大好きな事ざんまいの日々を過ごしている今はうれしい事このうえなし。疲れ知らずの幸せ者だ。さあ、そしてレコ−ディングも佳境に入りつつ、いよいよ夏のメインイベント『BEATSMANIA』の本番じゃないか。我々の方はもはや準備は万端、スタンバイOKというところ。今のビ−ツのライブは今見逃せばもう次いつ演るかわからないような曲がザクザク出てくる。お宝の山みたいなものだからザックリ掘って大事に持って帰ってもらいたい。お互い存分に楽しもう。
ところで「LIFE GOES ON」という歌をついに初めて人前で歌ってみた。自分にとって大切な歌はいくつもあるけれどこの歌はいろんな意味で特に格別な思いがあり、今まで人前で披露した事はなかった。この歌はいわば自分自身のライフソングで、CDに収録したのはその第一章と第二章 −子供の頃から十代の終わりまでを描いた部分。もともと第四章まであるこの歌の後半では、20代でチャンスを掴み、がむしゃらに走り、親父の死を経て自分の生き方についてさらに覚悟を強くした事などが描かれている。自分にとって、そしてSEIZIにとっても、あまりにリアルな(というかまったくの真実の)描写があり、もう今年の秋で七回忌を迎えるというのに、やはりまだ歌うには少し早すぎたようだ。男のくせに泣くところだった。大切な歌なのでいつかまた歌いたい。だからその時まで、自分の中で時が満ちるまで今はまだしばらくこの歌は封印しておくとしよう。いつか必ず。

NEWS:7
月21日発行のフリ−ペ−パ−『J.A.M』誌上にてOKIのインタビュ−記事が掲載されます。 全国のTOWER RECORD、HMV等有名CDショップやライブハウスにて無料配布中。


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