OKI'S DIARY 2000
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#302000年11月06日(月)

ツア−序盤戦5本が終了。毎回のセットリストを考えるのが楽しい。ここまでに初期の曲では「BEATNIK ROCKER」「NO CONTROL」「Feelin'Groovy」「MEET THE BEATS!」「ヒロシマ」「星降る夜に」「約束できない」「NAKEDHEART」「DON’T BE COOL」「GO AHEAD」「サンクチュアリ」「BARRIER CRASH」等々が日替わりで登場。 おかげでここ数年レギュラ−をはってきた「ONE NIGHT STAND」や「REBEL SONG」なんかでさえベンチを温める日もあったりする。他にも、例えば「STANDING STANDING」を一曲目でプレイした日なんてほぼ10年ぶりの事だし、「TWO BLACK GUITERS」をアンコ−ルでプレイしたのなんて初めての事だ。いずれにせよ、どの曲もこの身を削った宝物。大切に歌っていこう。そんなツア−の中で今、自分の中でとても大きな存在として在るのが「魂が求めるもの」と「刹那の楽園」だ。”ああ、俺はこういう歌を、こういうふうに歌いたかったのだな”と改めて実感する。そしてまた「狂ったように叫ぶ時」や「EDGE」も”歌” としてのスタイルはそれぞれまったく違っているけど、自分の中ではまったく同じ ”思い”でつながっている。ザラザラとして、ザックリとした自分の真ん中にあるもの。それは昔に書いた歌でも同様で、だから突然に「いのちの音」の中で ”魂が求めるままに〜” なんてフレ−ズが降りてきてみたり、「夢の跡」〜「サンクチュアリ」が意外な程、気持ちがつながってみたりもするのだろう。他にも例はたくさんあって、例えば「見えない監獄」〜「DON’TBE COOL」なんて流れも、驚くほど気分がつながっている事に気付いたりする。そんなふうに、やっぱり歌は生き物で、だからやっぱりライブはやればやるほど見えてくる事がたくさんある。年内、 もう残り少なくなってきたけど、一本一本歌いきってどこへたどり着くのか確かめてやろうと思っている。
そんなわけで、自分にとって今のところライブに勝る刺激などありようもない日々なのだが、それ以外の時間をただ死んでいるみたいに過ごすのもやっぱり耐え難いので、それなりにちょっとした楽しみを探してみたりもする。最近だと、友人の主宰する劇団の芝居を観に行ったり、先月はボクシング初体験の敦と裕治を連れて大橋ジム主催の大会を観に行ったりした。(少し前に書き込みにもあった、土屋ジョ−のボクシングデビュ−戦。ちなみにこの日は地下鉄の大事故で死んだ高校生ボクサ−の追悼大会で、具志堅用高や輪島功一に加え畑山隆則なんかも来ていた。)あとは、そろそろ鍋の季節ってなわけでみんなで鍋をつつきつつ、ビ−ツの超レア音源で盛りあがってみたりとか。(あ、あとこないだ福岡ライブの次の日に広島に寄って、またキャンペ−ンをちょっとやってきたんだった。『壷』のディレクタ−T氏がとてもナイスガイでとても楽しく深くまで飲んだのだった。月末にオンエアらしいので広島地方の人はまたチェックしましょう。今度は全部4人で取材うけたし。)などなどありつつも結局のところ、思いはひとつ”ああ〜、ライブやりたい〜”という、それに尽きるわけなのだ。


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